お問い合わせの多いお悩みをご紹介します。
個人個人で違うことも多くあります。
困ったことや解決できないことはお近くの相談室で来室の上、おっぱいの状態、赤ちゃんの状態、授乳の状態をみてもらい、ご相談ください。
カテゴリーで絞り込む
- 母乳量を増やす
- 母乳不足
- 夜間授乳
- 体重増加
- ミルクについて
- 桶谷グッズ
- 乳房トラブル
- 乳腺炎
- 陥没乳頭
- 授乳について
- シコリ
- 傷
- 早産児
- 搾乳
- 授乳中の生活
- 食生活
- 離乳食
- 薬
- アルコール
- カフェイン
- 復職
- ワーママ
- 断乳
- 卒乳
- 乳がん
- 口蓋裂
- 母乳について
- 帝王切開
- 妊娠中の方へ
- 夜間断乳
- 赤ちゃんについて
- 産後うつ
- 桶谷式
- 災害
- 白斑
- 乳がん検診
- マンモグラフィー
- 母乳相談室
- 直接授乳困難
- 乳頭痛
- 乳頭の傷
- 未熟児
- 内服
- 保育園入園
- 入園準備
- セルフケア
- 冷凍母乳
- たばこ
- 喫煙
- 健康診断
- 催乳感覚
- ホルモン
- 添い寝
- 添い乳
- 夜間頻回起き
- 頻回授乳
- 乳頭保護器
- コツ
- ワクチン
- 副反応
- 桶谷式乳房手技
- パパの育児休暇
- コロナ禍
- 母乳不足
- 母乳を増やしたい
- 母乳の飲ませ方
- 夜間授乳
- 夜間断乳
- 断乳・卒乳
- 妊娠中のケア
- うまく飲めない
- 白斑
- 乳頭痛
- シコリ・硬い・痛み・発熱
- 乳がん検診
- 赤ちゃんの体重が増えない
- ミルクの足し方
- 離乳食
- 添い寝・添い乳
- 早産児
- 口蓋裂
- 授乳中の食事
- 授乳中の薬・ワクチン
- アルコール・カフェイン・タバコ
- 仕事復帰
- パパの育児休暇
- 桶谷式
- 桶谷式哺乳瓶(母乳相談室)
- 災害
- コロナ
- 母乳育児のメリット
- 搾乳
- 絞り込みを解除する
-
現在ではさまざまな研究から、授乳中でも安心して使用できる薬が増えています。医師や薬剤師に「母乳育児中です。」と相談して、安全性の高い薬を選んでもらいましょう。
薬を飲むタイミングは、授乳の直後や赤ちゃんの睡眠の前が薬の影響が少ないと言われています。薬は母乳から微量しか分泌されませんが、薬を飲んでいるときは赤ちゃんの様子もよく観察してください。いつもより便がゆるい、湿疹、眠りがち、吐くなどの症状がみられた場合は小児科医に相談しましょう。
しかし中には、投薬治療の影響を考慮し、一時的にどうしても母乳を飲ませてはいけないケースもあります。その時は母乳をやめるのではなく、3時間おきに搾乳をして乳腺炎を予防し、母乳の出が悪くならないようにしておきます。授乳と薬のご相談:https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/jyunyu.htmlを利用するのもいいでしょう。
カテゴリー
-
予防接種:現在行なわれている予防接種の中で、授乳中のお母さんが接種したときに授乳を避けなければならないものはないとされています。お母さんの血液を調べれば、麻疹、水ぼうそう、風疹などの病気に対する免疫があるかどうかを確認することができますし、感染を防ぐだけの十分な免疫がないときは、予防接種を受けることで、お母さん自身への感染を防ぎ、感染から赤ちゃんを守ることが出来ます。
歯科治療:歯科で使用する局所麻酔は、授乳によって赤ちゃんに影響は、出ないと考えられています。抗生物質や痛み止めも授乳に影響ないものを処方してもらえば、虫歯の治療も問題ありません。
レントゲン撮影:胸部X線やマンモグラフィの乳腺に対する被ばく量は、授乳を続けるのに影響が少ないですが、蓄積すると乳がんのリスクが高まる可能性があることも分かってきました。胃のレントゲン検査に、使用するバリウムも医薬品添付文書に24時間授乳を控えるようあり、授乳を控えるように言われることがありますが、実際にバリウムはお母さんの体に吸収されないため母乳中には、出ないと考えられているので、検査後も心配せず授乳をしても構いません。
カテゴリー
-
A.はい、授乳は継続できます。
ワクチンの接種が母乳育児や赤ちゃんに影響するのではないかとご心配なのですね。
厚生労働省からの情報によれば、日本で承認されている新型コロナワクチンが妊娠、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。
mRNAワクチンの成分そのものは乳腺の組織や母乳に出てこないと考えられています。
授乳中にmRNAワクチンを受けた方の母乳中に新型コロナウイルスに対する抗体が確認されています。こうした抗体が、授乳中の子どもを感染から守る効果があることが期待されています。
もし、接種後発熱した場合には、早めに解熱剤を服用することが推奨されています。
授乳中の場合、アセトアミノフェン、非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェン、ロキソプロフェン等)ともに安全に使用できると考えられています。
引用・参考
厚生労働省
新型コロナワクチンQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html
日本産婦人科学会
妊産婦の皆さまへ新型コロナウイルスワクチンについて(第2報)
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210814_COVID19_02.pdf
国立成育医療センター
妊娠・授乳中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種について
https://www.ncchd.go.jp/kusuri/covid19_vaccine.html
カテゴリー
-
A.授乳中であるにもかかわらず新型コロナウイルス感染症にかかられ、母乳育児を続けることに不安を感じておられるのですね。この場合、以下の選択が考えられます。
①授乳を続ける②搾乳して与える③回復するまで粉ミルクを与える
現在までにわかっていることとして、新型コロナウイルスに感染した母親の母乳からウイルスは検出されていないということです。
WHOや米国疾患予防管理センター(CDC)などは、母親がSARS-CoV-2(新型コロナウイルス感染症のウイルス名)に感染した時にも母乳を与えることを勧めています。
○JALC
NPO法人日本ラクテーションコンサルタント協会
https://jalc-net.jp/covid19_jalc.html
○国立成育医療研究センター
https://www.ncchd.go.jp/kusuri/covid19_vaccine.html
しかし、このウイルスは出現してからまだ日が浅いため、正確なことはまだよく分かっていません。一方で、新型コロナウイルスに感染したお母さんの母乳中には新型コロナウイルスの抗体(免疫物質)があると言われており、赤ちゃに飲ませることで発症予防や重症化予防ができるとも言われています。
母子にとって互いのメリットを考慮すると、現時点では軽症で授乳や搾乳が可能の場合、母乳育児を続けるという選択肢を優先して考えてほしいと思います。
ただし、お母さんが搾乳器や容器などに触れてウイルスが付着することにより感染を引き起こすリスクもありますので、搾母乳をあげる場合には容器を拭くなど、感染を広げないように十分ご注意ください。
赤ちゃんへの授乳については、以上のことを踏まえて、かかりつけ医やご家族とも相談して授乳方法を選択していただくと良いでしょう。
①授乳を継続する
・マスクを着用(鼻と口をしっかり覆う)
・授乳する前に手洗い(石鹸で20秒以上)をして、乳輪の周りなど(母が触る可能性がある部分)を洗浄綿などで消毒する
②搾乳する
・マスクを着用(鼻と口をしっかり覆う)
・哺乳瓶を触る前、搾乳する前に手洗い(石鹸で20秒以上。またアルコール手指消毒)
・乳輪の周りなど(母が触る可能性がある部分)を洗浄綿などで消毒する
・搾乳機の場合は本人専用。その都度洗浄と消毒を行う
・冷凍庫保存の場合は、食品保存容器などで2重にする(破損などにより漏れる可能性があるため)
・冷凍庫に入れる前に、外側をアルコール消毒してから入れる。
③回復するまで粉ミルクを与える
・鼻と口をマスクでしっかり覆う
・調乳する前に手洗い(石鹸で20秒以上。またアルコール手指消毒)
・粉ミルクを正しく調乳する
・ただし粉ミルクを与えた場合、母乳だけに戻すことが難しいこともありますので、そのリスクもあらかじめご承知おきください。
方法が分からない・心配な場合は、
桶谷式でオンライン相談を行なっております。
こちらから予約可能です。
↓
http://www.waseda.oketani-school.jp
カテゴリー
-
A.前編からの続き
4 発熱・頭痛
発熱や痛みに対しては、授乳中でも解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等)などが服用できると言われています。また、発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。
5 腕の腫れ・かゆみ・痛み接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みには、冷やすと楽になるようです。市販の抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)の使用は、授乳中も可能で症状が軽くなります。
6 受診の目安症状が強かったり、高熱が長引くなどがあれば、医療機関等への受診や相談をご検討ください。また、授乳に関して不安のある場合は、お近くの桶谷式母乳相談室にご相談ください。
授乳が困難な場合は、搾乳しておきましょう。また、授乳に関してお母さんの体調が優れない時や授乳を数日お休みした後は一時的に母乳の分泌量が減ることもありますが、ほとんどの場合は体調の回復後に、頻回授乳を行うことで、母乳の出も復活します。7 最後に
ワクチンは高い発症予防効果が確認されていますが、その効果は100%ではありません。また、ウイルスの変異による影響もありえます。ワクチンを接種した後も、マスクの着用など、感染予防対策の継続をお勧めします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000830259.pdf
カテゴリー
-
授乳中に新型コロナワクチンを接種した後、脇にしこりができたので、乳がんなのではないかと心配しておられるのですね。
厚労省のサイトによると、ワクチン接種後、2%の方に接種した側の首や腋窩(わきの)リンパが腫れるという副作用があるようです。
時間の経過とともに自然に治ると言われています。
日本乳癌検診学会によると、乳がん検診はワクチン接種前に受けるか、ワクチン2回目接種後6-10週間あけると良いと言っていますし、アメリカのブレスト・イメージング学会は4-6週間あけることが望ましいとしています。
ワクチン接種後に検診を受ける場合は、リンパ節が腫れている原因について誤った判定がなされないよう、いつ、どちらの腕にワクチン接種を受けたか、検診医に伝えると良いでしょう。
これまで通りの授乳を継続されて、しこりの経過を注意していただくのが良いかと思います。
カテゴリー