お問い合わせの多いお悩みをご紹介します。
個人個人で違うことも多くあります。
困ったことや解決できないことはお近くの相談室で来室の上、おっぱいの状態、赤ちゃんの状態、授乳の状態をみてもらい、ご相談ください。
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母乳が最良の水分補給です。
母乳のほとんどは水分(約88%)で、母乳を飲ますことで赤ちゃんは水分を補給できます。WHOでは、生後6か月までは母乳のみを与えるように推奨しています。完全母乳の場合には、あえて哺乳瓶で白湯や果汁を飲ませる必要なないでしょう。イオン飲料も、赤ちゃんの調子が悪い時には有効なこともありますが、通常の水分補給には必要ありません。
母乳を出すには、まずお母さん自身が水分をしっかりとることが必要です。
お母さんの汗や呼吸、排せつ物、母乳の量を考えると、十分な水分をとる必要があります。お母さんが水分を十分とって、赤ちゃんにしっかり飲ませてあげましょう。
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手足口病は、口の中にも水疱性の発疹ができます。母乳を飲むとき、口腔内の水疱部位に当たると痛みがあり、発疹が落ち着くまで一時的に母乳が飲めなくなる場合があります。
母乳の飲みが悪い場合、乳房トラブルを起こすことがあるため、必要に応じて搾乳をしましょう。搾乳の仕方は、Q.12を参考にしてみてください。搾乳しても張りが落ち着かなかったり、痛みがある場合は桶谷式乳房マッサージをお勧めします。
スプーンやコップで飲ませて嫌がらなければ搾乳した母乳を飲ませてあげてもいいでしょう。食欲も低下しやすいので、脱水に注意して飲めるものをこまめに飲ませてあげてください。
断乳時期のお子さんが手足口病になって飲めないとき、飲まないから調度良いと断乳をするのはお勧めしません。手足口病が治って母乳が飲めるようになったら、しっかり飲ませてあげましょう。そして、体調が完全に戻ってからの断乳をお勧めします。
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A.災害などで大きなストレスがかかると母乳をギュッと出すホルモン(オキシトシン:射乳反射を起こすホルモン)が出にくくなったように感じ、母乳が出にくくなったように感じることもあるかもしれません。災害発生でストレスや精神的に動揺している状態の時に、それまで順調だった母乳育児も不安に感じるお母さんもおられるかもしれません。
そんな不安な時やストレスがかかった場合でも、母乳育児は続けられます。
災害の時にこそ、手間がかからず、安全で安心な母乳育児を続けることが大切です。
赤ちゃんには欲しがる時に欲しがるだけ飲んでもらいましょう。
母乳育児を続けるためには、できるだけ環境を整えて、お母さんがリラックスして、これまで以上に赤ちゃんと触れ合うようにしましょう。
気持ちを聞いてもらったり、リラックスできるように深呼吸したり、たくさん抱っこしたりスキンシップを取ることなどが大切です。
また、ママ自身の栄養も忘れてはいけません。
特に水分(水)は1人1日3リットル必要で、最低3日分以上、できれば1週間分は備蓄しておくのが良いでしょう。
離乳食が始まったお子様にはその時期に合ったものを用意したいので、備蓄用の離乳食の中身を適宜チェックしておくと良いです。
普段から備えておくと、いざという時に安心ですね。
電気・ガス・水道などのライフラインが途絶えた時でも、母乳なら安心、感染症の予防のためにも衛生的です。
いざという時のためにも、ぜひ母乳育児を続けてみましょう。
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A.はい、授乳は継続できます。
ワクチンの接種が母乳育児や赤ちゃんに影響するのではないかとご心配なのですね。
厚生労働省からの情報によれば、日本で承認されている新型コロナワクチンが妊娠、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。
mRNAワクチンの成分そのものは乳腺の組織や母乳に出てこないと考えられています。
授乳中にmRNAワクチンを受けた方の母乳中に新型コロナウイルスに対する抗体が確認されています。こうした抗体が、授乳中の子どもを感染から守る効果があることが期待されています。
もし、接種後発熱した場合には、早めに解熱剤を服用することが推奨されています。
授乳中の場合、アセトアミノフェン、非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェン、ロキソプロフェン等)ともに安全に使用できると考えられています。
引用・参考
厚生労働省
新型コロナワクチンQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html
日本産婦人科学会
妊産婦の皆さまへ新型コロナウイルスワクチンについて(第2報)
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210814_COVID19_02.pdf
国立成育医療センター
妊娠・授乳中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種について
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A.授乳中であるにもかかわらず新型コロナウイルス感染症にかかられ、母乳育児を続けることに不安を感じておられるのですね。この場合、以下の選択が考えられます。
①授乳を続ける②搾乳して与える③回復するまで粉ミルクを与える
現在までにわかっていることとして、新型コロナウイルスに感染した母親の母乳からウイルスは検出されていないということです。
WHOや米国疾患予防管理センター(CDC)などは、母親がSARS-CoV-2(新型コロナウイルス感染症のウイルス名)に感染した時にも母乳を与えることを勧めています。
○JALC
NPO法人日本ラクテーションコンサルタント協会
https://jalc-net.jp/covid19_jalc.html
○国立成育医療研究センター
https://www.ncchd.go.jp/kusuri/covid19_vaccine.html
しかし、このウイルスは出現してからまだ日が浅いため、正確なことはまだよく分かっていません。一方で、新型コロナウイルスに感染したお母さんの母乳中には新型コロナウイルスの抗体(免疫物質)があると言われており、赤ちゃに飲ませることで発症予防や重症化予防ができるとも言われています。
母子にとって互いのメリットを考慮すると、現時点では軽症で授乳や搾乳が可能の場合、母乳育児を続けるという選択肢を優先して考えてほしいと思います。
ただし、お母さんが搾乳器や容器などに触れてウイルスが付着することにより感染を引き起こすリスクもありますので、搾母乳をあげる場合には容器を拭くなど、感染を広げないように十分ご注意ください。
赤ちゃんへの授乳については、以上のことを踏まえて、かかりつけ医やご家族とも相談して授乳方法を選択していただくと良いでしょう。
①授乳を継続する
・マスクを着用(鼻と口をしっかり覆う)
・授乳する前に手洗い(石鹸で20秒以上)をして、乳輪の周りなど(母が触る可能性がある部分)を洗浄綿などで消毒する
②搾乳する
・マスクを着用(鼻と口をしっかり覆う)
・哺乳瓶を触る前、搾乳する前に手洗い(石鹸で20秒以上。またアルコール手指消毒)
・乳輪の周りなど(母が触る可能性がある部分)を洗浄綿などで消毒する
・搾乳機の場合は本人専用。その都度洗浄と消毒を行う
・冷凍庫保存の場合は、食品保存容器などで2重にする(破損などにより漏れる可能性があるため)
・冷凍庫に入れる前に、外側をアルコール消毒してから入れる。
③回復するまで粉ミルクを与える
・鼻と口をマスクでしっかり覆う
・調乳する前に手洗い(石鹸で20秒以上。またアルコール手指消毒)
・粉ミルクを正しく調乳する
・ただし粉ミルクを与えた場合、母乳だけに戻すことが難しいこともありますので、そのリスクもあらかじめご承知おきください。
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