乳がん検診のすすめ

2016年10月20日 10:00

―あなたのために!子のために!-

一般社団法人桶谷式母乳育児推進協会

楽しく育児をするために!
「桶谷式に行ってみよう」と相談室へ足を運んで下さってありがとうございます。 
私たち桶谷式認定者は育児をするすべてのお母さま方のお役に立つ存在でありたい、そしてどのお母さまも赤ちゃんも健康であって欲しいと思っています。
授乳を通してご自分の乳房を意識されたことでしょう。これをきっかけにご自身の身体に目を向け、「乳がん検診」を習慣にしていただき、これからもお母さま方が健康で楽しく育児を続けていかれますようにと願っています。

乳がんってどんな病気?
乳がんは、乳房の乳腺(乳管と小葉からなり小葉で母乳をつくる)にできる悪性腫瘍です。初期には、ほとんど痛みが無く、乳房の変化に気付かずに放置していると、がん細胞が増殖して乳腺の外へ、そしてリンパや血液の流れにのって全身へと拡がります。乳がんが出来やすい場所は、乳房の外側の上方です。
年々増えている乳がんですが「早期発見早期治療」によって”治る”がんでもあります。だからこそ、「早期発見」が大切になってくるのです。

どうすれば早期発見できるの?
乳がんは、自分でも発見できるがんです。自分で発見するためには、乳房の自己検診を習慣にしましょう。それが、乳がんの早期発見につながります。また、それと並行して定期的に専門医の検診を受ければ発見率が高まります。
乳がんの自己検診は月に1回、月経が始まってから1週間後頃に行うのが良いでしょう。そして、専門医の検診は1-2年に1回受けることをお勧めします。

<参考・引用資料>
・公益財団法人日本対がん協会 ホームページ「もっと知りたい乳がん」
http://www.jcancer.jp
・社団法人日本家族計画協会 健康教育推進部 「乳がんからあなたを守る本」